CFWを導入してPSPライフを楽しんでいるという人も少なくないのではないでしょうか。 PSPにCFWを導入するには、やれCFW導入済みのPSPが必要だ、やれパンドラバッテリーが必要だ、 といったように、いろんなサイトに書かれています。 もちろんその通りです。 一見初めての人にはPSPにCFW導入は敷居が高いように見えますが、実はそんなに難しいことでは 無かったりします。 なので、周りにCFW導入済みのPSPを持っている人がいない、そして自分ももっていない、まったく やり方がわからない、という人向けに記事を書いていきたいと思います。 なお、CFW導入はメーカーが意図としないカスタマイズをするわけです。 それなりのリスクがあるということも忘れないでください。 PSPの破損等は当ブログでは一切の責任を負いかねます。全て自己責任でお願いします。 必要なもの PSP本体 PCとメモリースティック(またはPSP)をつないで読み書きをするためのツール パンドラバッテリー(MMS&ジグキックバッテリー) メモリースティック(容量が256MB以上のもの、すなわちメモリースティックDuoPro) PSP本体を持っていない人はこんな記事を読んでいないであろうと思いますので、これはスルーして MMS(マジックメモリースティック)については作り方を下記で説明するので、そちらを参照にしてください。 ジグキックバッテリーも同様に、下記参照。 上記でのメモリースティックというのは、MMSにするためのメモリースティックのことです。 メモリースティックをMMSにするには256MB以上のものが必要になります。 256MB以上のメモリースティックは現在メモリースティックProDuoしかないので、必然的に ProDuoを指すことになります。 PCとメモリースティック(またはPSP)をつないで読み書きをするためのツール このツールは色々な種類があります。 左のようにカードリーダー型のものもあれば、右のようにPSPとPCをつなぐためのコード型もあります。 メモリースティックに読み書きする程度ならばどちらでもかまいませんが、CFW導入後UMDソフトを 読み込んだり吸い出したりしたいのであれば、PSPとPCをつなげるタイプのものをお勧めします。 ジグキックバッテリー こちらは、CFW導入をする上では確実に必要になるツールです。 本来PSPに付属しているバッテリーではありません。 CFW導入済みのPSPをお持ちの方は、普通のPSPバッテリーをジグキックバッテリーに改造することも できますが、今回はパンドラバッテリーを持っていない方向けの記事なので、その話は触れません。 こちらはPSP-1000用 こちらはPSP-2000用です。 PSP-1000、PSP-2000、どちらでも使えるタイプもあります。 ネットでこの手の商品はいくらでも出てくるので、気になる方は自分で探してみてください。 ちなみに自分は両用のものを買いました。(誰も聞いてないって?(;´Д`)) メモリースティックProDuo MMSを作成するためにメモリースティックが必要になります。 これは上記で説明したとおり、ProDuoでなければなりません。 メモリースティックにUMDソフトをいくつか入れて遊びたい、エミュレーターを使って 別のハードのゲームを楽しみたいという方は要領が大きければ大きいほど使い勝手はいいです。 MMS(マジックメモリースティック)を作成する まずはMMS作成を行います。 パンドラバッテリーは、このMMSと上記で説明したジグキックバッテリーを両方あわせたものを指します。 なので、バッテリーを用意しただけではお話になりません。 MMSを作らなければ、CFW導入はできないと言う訳です。 CFW導入済みのPSPを用いてMMSを作成するのが主流となっていますが、今回はPCを用いてMMS を作成し、ジグバッテリーは購入するなりして別で用意し、CFWを導入するまでの手順を説明します。 まずはTOTALNewbi easyInstallerこちらで、MMSを作成するためのソフトを落としてきます。 ダウンロードが終わったら、とりあえず解凍しましょう。 次にメモリースティックとPCをつなぎます。 TOTALNewbi easyInstallerを使ってメモリースティックにプログラムを書き込む際には メモリースティックをフォーマットしてしまうので、大切なデータがあるようでしたらバックアップを とっておいてください。 準備が出来たら、解凍したファイルの中の クリックで拡大 STARTをWクリックして起動します。 この用に表示されると思います。 次にエンターを2回ほど押すと このような画面になります。 ここで、自分がいまつないでいるメモリースティックのドライブを指定します。 よくわからない人は、マイコンピューターを開いてみてください。 上の画像では、リムーバブル ディスク(E:)となっています。 これがメモリースティックのドライブです。 人によっては最後の(E:)が異なってくると思います。 この最後の英語の部分を先ほどの 赤い○で囲んだ部分に書き込んで、ドライブを指定します。 私の場合はEとなっているので、Eとなっている人は同じようにEと書き込みます。 書き込んだら、またエンターを押して次に進みます。 すると 「新しいディスクをドライブ ○: に挿入してください 準備ができたら Enter キーを押してください...」 と表示されると思います。またエンターを押します。 すると、メモリースティックの検査、及びフォーマットが始まると思います。 とりあえず終わるまで待ちましょう。 終わったら このような画面になります。再びエンターを押して先へ進みます。 上の画像のように表示されたでしょうか。 このように表示されたら、Yと入力し、エンターを押します。 このような画面が表示されたら、ひとまずメモリースティックとPCを取り外し、再び繋げなおします。 繋ぎなおしたら、エンターを2回ほど押して、下の画像と同じ画面まで進んでください。 下記を参考に、自分が行いたい事を選び、数字を入力しエンターを押します。 @旧型PSPを1.50へDGしたい A旧型PSPへ3.52M33-4を導入したい BFW3.60の新型へ3.60M33をインストールしたい C3.71M33or3.71をインストールしたい(新型・旧型対応) ※ここでの旧型はPSP-1000、新型はPSP-2000を指します。 ここから先は、新・旧どちらにもCFW導入する方法として書いていきたいので、Cを選んだことを 前提に進めていきます。 4と入力し、エンターを押します。 すると、下の画像のような画面になり、プログラムを書き込んでいきます。 書き込みが終わるまで、しばらく待ちましょう。 プログラムの書き込みが終了したら このような画面になります。 ここでもまた、Yと入力し、エンターを押して進んで行きます。 3回ほどエンターを押していくと、自動でウィンドウが閉じると思います。 これでMMS(マジックメモリースティック)の作成は終了です。 PSPにCFW(3.71M33)を導入 いよいよ、CFW導入となります。 ジグキックバッテリー、MMSを用意できましたでしょうか? 残りはPSPでの操作となります。 ジグキックバッテリーの充電は十分に行っておいてください。 充電をする際にはPSPの中にMMSは入れないでください。 充電が終了したら、MMS、そしてジグキックバッテリーをPSPに取り付けます。 CFW導入の際に、バッテリーが取れてしまわないように注意してください。 すると、自動でPSPの電源が入り、画面上にこのような文字が出てくると思います。 PSP-2000の場合は、画面は真っ暗なままのようです。なので真っ暗な状態での操作になります。 ×のボタンを押す=3.71M33のインストールを行う ○のボタンを押す=3.71のインストールを行う □のボタンを押す=nandのバックアップを作成する L+R+START+HOMEを押す=nandのバックアップから復元を行う CFWを導入するには×を押して3.71M33のプログラムをPSPに書き込んでいきます。 書き込みが全て終了したら、×を押してPSPをシャットダウンするという英語が出るので ×を押してPSPの電源を落とし、バッテリーを入れ替えてCFW導入は終了です。 (PSP-2000の場合はシステム書き込み後、自動でPSPがシャットダウンするようです。) 追記 実際にPSP-1000にこの方法で再びCFWを導入しなおしたところ、本体情報等の画面が 真っ白でうまく表示されませんでした。 ですが、設定→設定の初期化の手順で進んで、PSPを初期化することで PSP内のファームウェアはCFWのまま、表示を通常と同じように戻すことができます。 |
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